ペインクリニックについて|麻酔科 整形外科 外科 疼痛(痛み)管理|福山光南クリニック|福山市 福山駅

治療方針
治療方法は、各種神経ブロックはもちろんのこと、高周波熱凝固法や脊髄刺激電極を用いた疼痛管理を行っています。当院では患者さまが各診療科をわたり歩く時間的、身体的浪費や経済的無駄を省き、特有の痛みに対して最適かつ総合的な治療や生活指導を行っています。
診療科目

麻酔科(橋本 秀則)
ペインクリニック内科
整形外科
外科

※ペインクリニック内科は予約も承っています。
まずは一度診察にご来院ください。


診療時間
平成29年4月〜
 
予約治療
7:00〜8:00
走島診療所
午前
8:00〜12:00
予約治療
11:30〜13:30
 
午後
15:00〜17:00
 


休診日:木曜、土曜午後、日祝
院内設備

 

痛みは身体に迫る危険を察知して、その危険から身体を守るために重要な感覚です。したがって、痛みは危険を知らせる警報として働くため、危険が去ると痛みは消失します。
しかし、役割を終えた後も続く痛み、あるいは初めから警報としての役割を持たない痛みは身体に精神的・肉体的に有害な作用を及ぼします。
このような有害な痛みを取り除くことはどの診療分野でも必要不可欠であるため、痛みを適切に評価して、有害な痛みだけを治療する診療分野としてペインクリニックが創られました。

ペインクリニックとは

 ペイン …痛み
 クリニック …診療所

の意味ですが、ペインクリニックは「有害な痛みの診断と治療を行う診療分野」という意味で使われます。

実際の治療

【神経ブロック】
「ブロック」を訳すと医学的には「止める」となります。したがって、「神経ブロック」とは「神経の活動を止める」という意味になります。ここで、有害な痛みの多くは、痛みに関係する神経がある種の変化をとげた結果であることが分かっています。そこで、神経の活動を一時的に止めて本来の機能を取り戻させようとする治療法が神経ブロックです。

実際の神経ブロックでは、痛みに関係する神経の近くに局所麻酔薬を注射します。その結果、神経の活動が止まるため痛みは完全に消失します。もちろん、麻酔が切れると痛みは再発しますが、神経ブロックを繰り返すことで神経の機能が回復して痛みは緩和します。もちろん、神経ブロックが効かない特殊な痛みもありますが、後述の薬物療法で痛みを緩和します。

【薬物療法】
消炎鎮痛剤はもとより、ある種の抗うつ薬・抗ケイレン薬・不整脈などを複合的に使用します。


他にも特殊な治療法がありますが、ペインクリニックでは主に神経ブロックと薬物療法を組み合わせて痛みの治療を行います。

適応疾患

当院で治療を行っている主な疾患を記載致します。
ここにない疾患の治療についてはお問い合わせください。

【関節疾患】
・肩関節周囲炎
・足関節症
・顎関節症
・変形性股関節症
・変形性膝関節症

【頭部・顔面】
・片頭痛
・群発頭痛
・突発性難聴
・顔面神経麻痺
・顔面痙攣
・舌咽神経痛
・三叉神経痛
・眼瞼痙攣
・非定型顔面痛

【頚部】
・頸椎症
・頚肩腕症候群
・斜頸
・外傷性頚部症候群
・頚椎捻挫(寝違え)

【胸部】
・胸椎捻挫
・肋間神経痛

【腰部】
・腰椎捻挫(ぎっくり腰)
・梨状筋症候群

【脊椎疾患】
・椎間板ヘルニア(頸椎・胸椎・腰椎)
・椎体骨折(頸椎・胸椎・腰椎)
・脊椎腫瘍
・脊柱管狭窄症(頸椎・胸椎・腰椎)
・頚椎椎間板症(頸椎・胸椎・腰椎)
・脊髄腫瘍

【四肢】
・上腕骨外上顆炎
・足底筋膜炎
・ばね指
・足底筋膜炎

【血行障害】
・閉塞性動脈硬化症 (ASO)
・閉塞性血栓性血管炎 (TAO)

【その他】
・帯状疱疹後神経痛
・RSD
・幻肢痛
・頻回手術後症候群
・断端痛
・悪性腫瘍
・糖尿病性神経障害

このページのTOPへ